日本人も好む北欧のデザインとは

暖簾を楽しむたのめの知識

フィンランドやスウェーデンといった北欧の国々から生まれたデザインは日本人にも好まれており、
和の雑貨であるのれんにもそのデザイン性が取り入れられているほどです。

のれんを彩るデザイン

こうした北欧テイストのデザインは、厳しい冬を家の中で過ごす北欧の人々の生活に
寄り添って発展してきたもので、北欧風の生活雑貨は多岐にわたります。

とりわけセーター定番柄でもあるノルディック柄に代表される動植物をモチーフにしたデザインは、
季節の植物を描いた着物などに馴染みのある日本人に受け入れられやすい題材です。

自然な質感を生かした家具や衣類も、天然の素材と共に発展してきた日本の文化と親和性が高いです。
一方、屋内での生活が楽しくなるような遊び心のあるデザインも特徴的で、のれんのモチーフになるととてもインパクトがあります。

また、ニット柄のように幾何学的なパターンもしばしば用いられますが、ナチュラルな色づかいで
落ち着いた雰囲気を持っていることから、合成染料の無い時代から作られてきたのれんの雰囲気によくなじんでいます。

こうした北欧テイストののれんは、おしゃれなインテリアを楽しむなら注目したい実用性の高い生活雑貨といえます。

北欧テイストののれんは多彩

台所や脱衣所の目隠しのため、あるいは隙間風の入り込みを防いだり冷房効率をよくするための
実用雑貨として一般家庭でも活躍するのれんは和風なばかりではなく、北欧風デザインの品も多く見つけることができます。

しかし、北欧テイストといってもそのデザイン性は非常に多彩なので、住空間の雰囲気や使う人の好みに合わせて選ぶことが可能です。

たとえばスタイリッシュな空間がお好きなら、幾何学的な模様を探してみるといいでしょう。

日本のデザインののれん
日本の市松模様や矢絣模様、麻の葉柄とは違った雰囲気の物が見つかります。

和風なのれんだからこそノルディックな柄で和洋折衷なインテリアを楽しむのであれば、
北欧らしいトナカイや針葉樹のモチーフを取り入れた品を選ぶのがおすすめです。

北欧テイストらしい素材の質感を生かしたものであれば、和風な空間にも洋風な空間にも取り入れやすいでしょう。

中にはカーテンのようにタッセルを使ってアレンジできるものや、透け感を調節できる二重のものといった、
従来ののれんの概念にとらわれないおしゃれなアイテムもあります。

北欧テイストは素材本来の質感を大切にしているのも特徴なので、用途に合わせて選んでも見つけやすいです。

 

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